Qスクール首位通過の谷、8位タイ後退… 川村は35位タイ
2014年2月28日(金)午前11:09
アジアンツアー初優勝を狙う谷昭範だが、2日目は足踏み状態を余儀なくされた。
同ツアーの今季開幕戦 セイルSBIオープンは現地時間27日、インドのデリーGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日2位タイでスタートした谷は4バーディを奪いながら、1ダブルボギー、2ボギーを喫して1アンダー71。通算7アンダーとしたものの、単独首位のラシッド・カーン(インド)に7打差の8位タイに後退した。
Qスクール首位で今季のツアーに臨んでおり、自信を深めている谷だけに、それを生かしてのプレーぶりは粘り強いもの。決勝ラウンド2日間もしっかりと集中して、なんとか開幕戦優勝といきたいところだ。
首位のカーンは、昨季大会でプレーオフ負けしている悔しさを糧に着々とスコアを伸ばし、リベンジ優勝への道を歩んでいる。そのカーンに4打差の2位タイで、シディクール・ラーマン(バングラディシュ)、アンホー・パーク(豪)、ミスーン・ペレラ(スリランカ)の3人が追走しているが、大会3連覇がかかるアニルバン・ラヒリ(インド)も通算8アンダー6位タイにつけており、まだまだ油断は禁物だ。
その他の日本勢は、昨季の国内男子ツアー、アジアパシフィック パナソニックオープン優勝で同ツアーの出場権を得た川村昌弘が通算2アンダー35位タイで決勝ラウンドに進出。中西直人はこの日6オーバー78を叩き、通算8オーバー126位タイで予選落ちしている。