S.コンラン単独トップ浮上! 石川は12位タイ
2012年4月27日(金)午後6:45
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国内男子ツアーの中日クラウンズは27日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位に1打差の2位タイからスタートしたスティーブン・コンラン(豪)が7バーディ、2ボギーの5アンダー65をマークし、通算9アンダーで単独首位に躍り出た。前日のトーナメントリーダーの久保谷健一は4打差の単独2位に後退、注目の石川遼は1つスコアを落とし通算イーブンパー12位タイで予選ラウンドを終えた。
2004年以来のツアー2勝目を目指すコンランは、出だし2ホール連続バーディで幸先の良い滑り出しを見せると、4番、5番こそ連続ボギーを叩くもその後快調にスコアを伸ばす。8番をバーディとし1アンダーで折り返した後半は、10番、11番で連続バーディ。そして16番までパープレーを続けるも上がり2ホールを連続バーディで締めて通算9アンダーとし、後続に4打差をつけて単独トップで決勝ラウンドを迎えることになった。
2010年大会の最終日に世界最小スコアの『58』を叩き出して優勝を飾った石川は、11位タイからスタートしたこの日はスコアメイクに苦しんだ。出だしの1番、2番でバーディチャンスを決められず7番までパーを重ねると、8番では第2打がバンカーにつかまりボギーを叩く。その後は最後までスコアカード通りの我慢のゴルフで1オーバー71。それでも全体的にスコアが伸び悩んだため、通算イーブンパーの12位タイに踏みとどまった。
その他上位陣は、通算3アンダー3位タイに河井博大、白佳和の2人がつけ、1打差の5位タイに高山忠洋、谷原秀人らが続く展開。ツアー27勝目を狙う片山晋呉は1オーバー71のラウンドで開幕戦Vのブレンダン・ジョーンズ(豪)らと並び通算2オーバー30位タイ、前週優勝の藤田寛之は通算3オーバー37位タイで予選を突破している。
一方で、池田勇太が通算6オーバーでカットラインに1打目届かず予選落ち。さらに谷口徹、諸藤将次、宮里優作らが通算7オーバー、武藤俊憲、尾崎将司、薗田峻輔らが通算8オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。