S.コンランと白が首位並走! 石川は4打差12位タイ
2012年4月28日(土)午後5:25
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国内男子ツアーの中日クラウンズは28日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日単独トップに浮上したスティーブン・コンラン(豪)は3オーバー73とスコアを崩し、この日3つスコアを伸ばした白佳和に通算6アンダーで並ばれ、2人が首位の座を分け合った。2010年大会最終日に世界最小スコアの『58』を叩き出した石川遼は2アンダー68でラウンドし、通算2アンダー12位タイで最終日を迎えることになった。
後続に4打差の単独首位でスタートしたコンランだったが、この日はスコアメイクに苦しんだ。出だし直後の2番でバーディを奪ったものの7番をボギーとしてイーブンパーでハーフターン。後半も12番こそバーディとしたが13番以降で4つのボギーを叩いて3オーバー73でホールアウト。通算6アンダーにスコアを落としたが、なんとか首位の座をキープした。
首位に9打差の12位タイからスタートした石川は前日とは一転、出入り激しいゴルフとなった。出だし2ホール連続バーディで幸先の良い滑り出しを見せるも、7番でボギー、8番で痛恨のダブルボギーを叩く。それでも9番のバーディで踏みとどまると、後半は16番、17番で連続バーディを奪うなど2つスコアを伸ばして2アンダー68でフィニッシュ。通算2アンダーとし、首位との差を4ストロークに縮めて最終日を迎えることになった。
その他上位陣は、首位と1打差の単独3位に高山忠洋、さらに1打差の4位タイにこの日7アンダー63をマークした野仲茂やJ・B・パク(韓)らが続き、通算3アンダー7位タイに小林正則、谷原秀人らがつけている。
初日のトーナメントリーダーである久保谷健一は石川と並ぶ通算2アンダー12位タイ。前週優勝の藤田寛之は6バーディ、3ボギーの3アンダー67で回り、通算イーブンパーでディフェンディング・チャンピオンのブレンダン・ジョーンズ(豪)らと並ぶ17位タイに浮上した。一方で、片山晋呉はスコアを伸ばせず通算2オーバー35位タイとなっている。