I・J・ジャンが7年ぶりV! 遼は11位タイ
2012年4月29日(日)午後7:00
国内男子ツアーの中日クラウンズは29日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。I・J・ジャン(韓)が、5バーディ、1ボギーの4アンダー66で回って通算8アンダーとし、2005年5月の三菱ダイヤモンドカップ以来となるツアー通算2勝目を飾った。また、石川遼は3バーディ、3ボギーのイーブンパー70でプレーして通算2アンダーにとどまり、11位タイでフィニッシュした。
4位タイからスタートしたジャンは前半、2番、5番、9番とバーディを重ね3アンダーでハーフターン。後半は13番でボギーを叩いたものの、12番、16番でバーディを奪って逆転で7年ぶりとなる勝利をつかんだ。
2010年大会最終日に世界最小スコアの『58』を叩き出した石川は、12位タイからのスタート。前半を1バーディ、1ボギーで終えると、後半は11番、14番でバーディを奪う。しかし、その後15番、17番でボギーを叩いて失速し、スコアを伸ばせなかった。
その他上位陣は、首位に2打差の2位タイに共にこの日イーブンパー70で回った前日首位タイのスティーブン・コンラン(豪)と白佳和が入り、谷原秀人、プラヤド・マークセン(タイ)の2人が通算4アンダーで4位タイ。S・K・ホ、J・B・パクの韓国勢ら計5人が通算3アンダーで6位タイとなった。
ディフェンディング・チャンピオンのブレンダン・ジョーンズ(豪)は通算1オーバーで片山晋呉らと並び27位タイ、前週優勝の藤田寛之は通算3オーバーで36位タイに終わった。