フロリダ州のゴルフ場で男性がワニに襲われた。

　レイク・アシュトンG＆CCで3人の友人とともにゴルフをしていた75歳のアルバート・ミラーさんは、15番でボールを池に打ち込んだ後、ボールを回収するために池のそばに行った。“ボール拾い器”でボールを拾い上げ、その場を立ち去ろうとしたミラーさんだったが、静かに近づいてきたワニがミラーさんの左ヒザに襲いかかった。

　友人3人がミラーさんワニから引き離し何とか事なきを得たが、ミラー氏はその時の恐怖を「ものすごい力で池に引きずり込まれそうになった。奇跡を祈るしかなかった。あと3フィートの命だった。ベルトのバックルのところまで（池に）入っていたんだ」と振り返った。

　ワニの多いフロリダ州のゴルフ場では、ゴルファーもワニに注意を払いながらプレーしているはずだが、今回ばかりは九死に一生を得たミラーさんだった。