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スペイン勢がセベに捧げる優勝を狙う! 欧州ツアー
2012年5月3日(木)午前9:02
昨年はセベ・バレステロス(スペイン)の追悼一色となったナショナル・オープンで、後輩のスペイン勢たちが目の色を変えている。
現地時間3日に開幕する欧州ツアーのレアル・セグロス・オープン・デ・エスパーニャ(現地時間3?6日/スペイン、レアルクラブ・デ・ゴルフ・デ・セビラ)。昨季大会はスペインの英雄セベの早すぎる死から2日後に行われ、出場選手全員が喪章をつけてプレーした大会。あれから1年、大会終了翌日の7日にセベの一周忌を控えていることで張り切っているのは後輩たちだ。
マスターズ王者のホセ・マリア・オラサバルを筆頭に、かつてセベとともにライダーカップでプレーしたアントニオ・ギャリドの息子で、自らも1997年にライダーカップに出場しているイグナシオ・ギャリドや、2010年大会王者の飛ばし屋アルバロ・キロス、ミゲール・A・ヒメネス、ラファエル・カブレラ-ベロらが集結。セベのおかげで発展したスペインゴルフ界を継承しようと、メモリアルとしての意味合いが強い大会でセベに捧げる優勝を狙っている。
その他、ディフェンディング・チャンピオンのトーマス・エイケン(南ア)、マッテオ・マナセロ(伊)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、ジェイブ・クルーガー(南ア)らも偉大だった故人を偲び、その偉業に一歩でも近づこうとスペイン勢相手に全力でプレーする。