B.ランガー貫禄の逆転V T.レーマンらに3打差
2013年4月22日(月)午前11:43
賞金ランク、チャールズ・シュワブカップポイントランキングともにトップを走るベルンハルト・ランガー(独)が貫禄のゴルフで逆転優勝を飾った。
米チャンピオンズツアーのグレーター・グウィンネット選手権(ジョージア州、TPCシュガーローフ)は現地時間21日、最終ラウンドの競技を終了。この日2位タイからスタートしたランガーが前半3連続バーディを奪って抜け出すと、上がり3ホールで2つのバーディを奪い5アンダー67をマーク。ただひとり二桁アンダー(通算10アンダー)にのせ今シーズン2勝目、同ツアー通算18勝目を挙げた。
前日単独トップに立ち同ツアー初Vを目指したエステバン・トレド(メキシコ)は3つスコアを落とし、通算3アンダー7位タイに後退して4日間の競技を終了。前日「自分にとってランガーは永遠のアイドル」と語り、賞金王との優勝争いを楽しみにしていたメキシカンだったが、尊敬する先輩に手も足も出ず初Vはお預けとなった。
その他、勝ったランガーに3打差の2位タイにトム・レーマン(米)とトム・パーニスJr.(米)が入ったが、2位タイからスタートし逆転を狙ったマーク・カルカベッキア(米)はスコアを1つ落とし、通算4アンダー5位タイに終わっている。
これで今季のランガーは優勝が2回、2位(タイ含む)が2回、3位が1回、トップ10を外したのはわずか1回。しかも前週、過去2度優勝を飾っているマスターズでは若手に混じり予選を突破し、25位タイに入っており、55歳にして桁違いの実力を見せ続けている。