メジャー4勝のフィル・ミケルソン（米）と、同2勝のサンディ・ライル（スコットランド）ら5人が新たに世界ゴルフ殿堂（ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム）入りした。

　現地時間7日、フロリダ州のセントオーガスティンで行われたセレモニーに参加したミケルソンは、PGAツアー部門で昨年のアーニー・エルス（南ア）に続いて現役での殿堂入りとなった。「大きな夢を見るまでそれを達成することはできない、と証明できる。まずは大きな夢を見ることが大切だ」と、満面の笑みで殿堂入りの喜びに浸った。

　新たに殿堂入りした他のメンバーは、1985年全英オープンと1988年マスターズで優勝しているライル、女子でメジャー4勝を挙げているホリス・ステイシー（米）。ライルはインターナショナル部門、ステイシーはベテラン部門での選出となる。

　また、欧州ツアーで23勝した後、英国のテレビ局『BBC』のコメンテーターとして活躍しているピーター・アリス（英）と、ベン・ホーガン（米）ら伝説の男たちが活躍している頃から取材を続けているゴルフライターのダン・ジェンキンス（米）は、ライフタイムアチーブメント部門での選出となった。