タイガー不発 P.ミケルソンもV射程圏内捉えられず…
2012年5月13日(日)午前9:03
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ともに30位タイからスタートしたビッグネーム2人、ムービングデーのチャージはならなかった。
米男子ツアー“第5のメジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権(フロリダ州、TPCソーグラス)は現地時間12日、第3ラウンドの競技を終了。前日100位タイから30位タイに急浮上し「まだ(優勝の)チャンスはある」と語っていたタイガー・ウッズ(米)だったが、この日はボギーが先行する苦しいラウンドとなった。後半持ち直す気配を見せたが、結局2バーディ、2ボギーのイーブンパー72の平凡なスコアで前日より4ランクダウンの通算2アンダー34位タイに後退。トップとの差は9打に開き逆転は絶望的な状況に陥った。
「ショットは今シーズンで一番というくらい良かった。ただ噛み合わせが悪かっただけ。今朝は67か68を出せばチャンスがあると思ってスタートしたけれど、結果はそうはならなかった。このコースは60台中盤も出るけれど、一歩間違うと80台もあり得る難しさがある。でもまぁ一番はパットのラインの読み間違えが多かったかもしれない」とタイガー。折しもポストタイガーの旗手と呼ばれるリッキー・ファウラー(米)が『66』の猛チャージで単独3位に浮上。世代交替を浮き彫りする展開にタイガーの影は薄くなる一方だ。
かたやタイガーと同じ30位タイからスタートしたフィル・ミケルソン(米)も2アンダー70止まりで通算4アンダーで14位タイ。「前半の感じでは60台半ばのスコアを出せそうな気がしていた。そうなれば明日に向けて面白いことになったんだが…」とこちらも悔いの残るラウンドとなってしまったようだ。