ルーキー藤本が単独首位! 石川はダボ3つで43位タイに後退…
2012年5月18日(金)午後7:27
- この記事のキーワード
国内男子ツアー、とおとうみ浜松オープンは18日、静岡県のグランディ浜名湖ゴルフクラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日8位タイの石川遼は、ダブルボギーを3つも叩く大乱調で5オーバー77とスコアを崩し、通算1アンダー43位タイに後退した。単独トップに躍り出たのは首位タイでスタートした藤本佳則。2アンダー70をマークして通算10アンダーとし、後続に2打差をつけて決勝ラウンドを迎えることとなった。
昨季大会の雪辱を果たしたい石川はインスタートのこの日、首位と2打差の好位置でスタートするもスコアメイクに苦しんで順位を落とした。出だし直後の11番でいきなりダブルボギーを叩くと、12番、13番で連続バーディを奪って迎えた16番でも再びダブルボギー。さらに17番でボギーを叩き3オーバーで折り返した後半も調子を取り戻せず、4番ではセカンドショットが池につかまりボギー、続く5番では4パットを叩いて3つ目のダブルボギーを喫した。7番でようやくバーディを奪い返したものの、5オーバー77の大叩きで通算1アンダー43位タイでなんとか予選を通過した。
石川同様スコアを崩す選手が多い中、ルーキーの藤本はきっちりとスコアを伸ばした。前半(インスタート)こそ1バーディ、2ボギーで回って1オーバーとしたが、後半に入ると2番、3番で連続バーディを奪取。6番でもバーディを奪うとバックナインはノーボギーのラウンドで2アンダー70をマークした。
初日72位タイと大きく出遅れた池田は、出入りの激しいゴルフを展開しながらも5バーディ、5ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめ通算2アンダー。前日から大きく順位を上げて額賀辰徳、すし石垣らと並ぶ29位タイで予選を突破している。
またこの日、前週優勝の谷口徹が13番パー5で自身初のアルバトロスを達成。ティーショットで残り257ヤードとすると、5番ウッドで放った第2打が追い風に乗ってカップに吸い込まれた。ところが、続く14番、15番で連続ボギーを叩くなど1オーバー73でプレーして、通算1アンダー43位タイでホールアウト。辛うじて決勝ラウンドに進出している。
その他上位陣は、首位と2打差の2位タイに岩田寛、ブレンダン・ジョーンズ(豪)の2人、通算7アンダー単独4位に片岡大育、通算6アンダー5位タイに武藤俊憲、谷原秀人、近藤共弘がつけている。前日142位タイに沈んでいた藤田寛之は3アンダー69で回り、通算イーブンパー56位タイに浮上し予選を通過した。一方で、大会連覇を狙った小林正則は10オーバー82の大乱調。通算7オーバーで決勝ラウンド進出を逃している。