全米オープン日本最終予選、谷口ら6人が本戦切符獲得!
2012年5月22日(火)午前11:36
日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯チャンピオンの谷口徹ら6人の選手がサバイバルゲームを勝ち抜き、今季メジャー第2戦の全米オープン(現地時間6月14?17日/カリフォルニア州、オリンピックC)出場を決めた。
第112回全米オープン日本地区最終予選会が21日、静岡県のレイク浜松CCで開催され、出場資格を持つ39人が、36ホールストロークプレーに挑んだ。
途中棄権も相次ぎ、36ホールを戦い抜いたのは21人。通算10アンダー単独首位のブレンダン・ジョーンズ(豪)、3打差単独2位の谷口が早々に本選出場権を獲得。残り4人の枠を通算6アンダー3位タイの5人が争うプレーオフが行われた。
1人をふるい落とす厳しいプレーオフ。1ホール目のティーショットがOBとなったJ・B・パク(韓)が脱落するかに思われたが、グリーン横からの奇跡的なチップインボギーで必死に粘る。パーでここを切り抜けた藤田寛之、高山忠洋が勝ち抜けし、ボギーだったドンファン(韓)、リャン・ウェンチョン(中)とパクの3人の戦いは2ホール目へともつれこんだ。
3人揃ってパーで3ホール目に突入か。そう思われた瞬間、2ホール目のグリーン上で、パクのパットライン上にあるボールマークをずらして欲しいと頼まれたリャンが、これを戻さずにプレーしてしまったことが判明。そのため2打罰を課されてダブルボギーで脱落し、夕暮れ迫るコースで思わぬ形で決着がついた。
なお、本戦には6人のほかに、世界ランキング60位以内の資格で石川遼の参戦が決まっている。