佐伯が2週連続Vへ好スタート! 記録のかかる横峯は9位タイ
2013年4月26日(金)午後6:41
国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックは26日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース富士コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。昨年末の選手生命をかけた手術を乗り越え、前週復活優勝を飾った佐伯三貴が5バーディを量産、首位と1打差の5位タイにつけ今週も輝きを放っている。また今大会、不動裕理の持つ連続予選突破記録に挑戦する横峯さくらも2アンダー70の9位タイと上々のスタートを切った。
2週連続優勝を狙う佐伯は今週も絶好調。2番で早々にバーディを奪うと、6番までに更に3つスコアを伸ばすことに成功する。9番でボギーを叩いたものの、後半は1バーディ、1ボギーのイーブンパーで乗り切り3アンダー69。前週優勝後は「(今シーズンは)早いうちに勝てたので、メジャーを意識して2勝、3勝としていきたい」と語っていた佐伯だが、早くもそのチャンスが回ってきた。
また今大会で連続予選突破記録に挑む横峯も好発進。前半、後半ともに2バーディ、1ボギーにまとめる安定したゴルフで2アンダー70の9位タイにつけ、不動の持つ連続予選突破記録「91」に並ぶことがほぼ確実となった。本人は「目指しているところはそこではない」と記録にこだわりはないというが、これは横峯が目指してきたゴルフが間違っていなかったという証左。その先に2011年以来となる2年ぶりの優勝も見えてくるはずだ。
初日首位タイに立ったのはイ・ナリ(韓)、姜秀衍(韓)、ヤング・キム(韓)、テレサ・ルー(台)の外国勢4人。佐伯と並ぶ5位タイに馬場ゆかり、表純子ら、横峯と並ぶ9位タイには酒井美紀、アン・ソンジュ(韓)らがつけている。15番を終えた時点で単独首位に立っていた比嘉真美子はその後16番でダブルボギー、17番でボギーを叩き失速。1アンダー71の16位タイで初日を終えた。
一方、現在賞金ランキングトップを走る森田理香子は16番で痛恨のトリプルボギーを叩くなど崩れて4オーバー76。こちらも出だしの1番でトリプルボギーを叩いたディフェンディング・チャンピオンの大江香織と共に74位タイに低迷している。またツアー最年少本戦出場を果たした14歳のアマチュア、吉本ひかるは8オーバー80の101位タイと大きく出遅れている。