先週行われた米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントで、ジャック・ニクラウス（米）に並ぶツアー歴代2位の通算73勝目を飾ったばかりのタイガー・ウッズ（米）だが、その最終日を前に思わぬ出来事が起こっていた。

　スポーツマネジメント会社最王手、IMG時代から長きに渡って代理人としてタイガーを支えているエクセル・スポーツ・マネジメントのマーク・スタインバーグ氏が、大会2日目の夜、飲酒運転の容疑で逮捕されていたことが分かった。

　2日の午後10時43分、ニューヨーク州のアーズリー近郊で警官に引き止められたスタインバーグ氏。検査の結果、ニューヨーク州の法定基準の2倍以上の血中アルコール含有量が検出され、そのまま連行され約2時間の取り調べを受けたという。

　完全復活の雄たけびを上げたタイガーとともに、その姪であるシャイアン・ウッズ（米）、マット・クーチャー（米）らの代理人も務める敏腕マネージャーが起こしたスキャンダル。裁判を含めた今後の成り行きが注目される。