現地時間7日開幕の米チャンピオンズツアー、今季メジャー第2戦「リージョンズ・トラディション（アラバマ州、ショールクリーク ）」にディフェンディング・チャンピオンとして出場するトム・レーマンが、「自分は、過去の成功を考えるタイプのプレーヤーではない」と、新たな気持ちで連覇に挑む。

　昨季大会は、プレーオフでピーター・シニア（豪）を破って優勝。同大会を含めてシーズン3勝を挙げ、賞金王タイトルを手にした。下部ツアー、レギュラーツアー、そしてチャンピオンズツアーのすべてで賞金王となった初の選手となったが、今季の成績は今ひとつ。9試合に出場してトップ10入りが4回あるものの、優勝はまだない。それだけに、ここで何とか勝利の味を思い出したいところ。

　予選ラウンドから一緒にプレーするフレッド・カプルス（米）、ジェイ・ハース（米）や、現在賞金ランキング首位のマイケル・アレン（米）、2位のジョン・クック（米）、3位のベルンハルト・ランガー（独）らライバルたちも元気で、激戦必至のメジャーの舞台。最後まで目が離せない。