親子タッグの威力!? B.グラッソン、D.フォースマンが首位並走!
2012年6月8日(金)午後0:04
息子とのタッグを組んだ面々が、メジャーの舞台で好発進だ。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、リージョンズ・トラディション(現地時間7日/アラバマ州、ショールクリーク)第1ラウンドは、6アンダー66でプレーしたビル・グラッソン(米)、ダン・フォースマン(米)の2人が首位を並走。1打差でフレッド・ファンク(米)が追う展開となっているが、この3人が揃って息子をキャディに起用しており、その効果が出た格好となった。
腰と首を中心に25回も手術を経験しているグラッソンは、1997年のレギュラーツアー、ラスベガス招待以来となる首位。この時は自身最後となる同ツアー7勝目を飾っているだけに、今回も自ら期待に胸を膨らませている。
一方のフォースマンは、2週間前の今季メジャー初戦、シニアPGA選手権で予選落ちを喫している。だが、この日はバッグを担ぐ息子のトミーに、ドライバーを使うか手堅く3番ウッドにするかを尋ねたりしながらのプレー。このコミュニケーションが功を奏しての首位タイ発進。今季開幕戦の三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライ以来のツアー通算4勝目を初のメジャータイトルで飾ろうと燃えている。
その他上位陣は、実力者ベルンハルト・ランガー(独)が、4アンダー68で単独4位につけ、昨季の賞金王トム・レーマン(米)、ラス・コクラン(米)らが3アンダー69で5位タイ。
このほかの実力者たちは、ローレン・ロバーツ(米)、ヘイル・アーウィン(米)、コリー・ペイビン(米)らが揃ってイーブンパー72で21位タイ。前週優勝のジェイ・ハース(米)、フレッド・カプルス(米)らは、1オーバー73で29位タイとやや出遅れ気味だ。
なお、出場選手は76人で日本勢は出場していない。