T.レーマン連覇へ単独トップ浮上! B.グラッソン一歩後退
2012年6月10日(日)午前9:13
トム・レーマン(米)が今季メジャー第2戦で連覇に王手をかけた。
米チャンピオンズツアーのリージョンズ・トラディション(アラバマ州、ショールクリーク)は現地時間9日、第3ラウンドの競技を終了。首位に3打差の3位タイからスタートしたレーマンが1イーグル、3バーディ、1ボギーの内容で4アンダー68をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。
2打差の2位タイに悲願のツアー初Vを狙うピーター・シニア(豪)とジェフ・スルーマン(米)が続き、前日までのトーナメントリーダーであるビル・グラッソン(米)が通算7アンダーでフレッド・ファンク(米)、ラス・コクラン(米)らと並び4位タイにつけている。
レーマンとシニアといえば昨季大会でプレーオフを戦った者同士。その2人が再び最終日最終組で激突することとなった。昨年はレーマンに軍配が上がりシニアのツアー初Vはお預けとなったが、風が強さを増したこの日、シニアは1イーグル、5バーディ(1ボギー)の猛攻でレーマンを凌ぐ6アンダー66の好スコアをマーク。昨年のリベンジを果たすには絶好のポジションに浮上した。
今季はアリアンツ選手権でプレーオフに敗れ2位。その他トップ10入りが3回あるシニアだが、なぜか優勝には手が届いていない。レーマンの連覇か? それともシニアの万年2位返上か…? 今年も最終日にドラマが生まれそうな気配が漂っている。