手嶋1差7タイ発進! 逆転での全英切符なるか?
2014年6月19日(木)午後7:21
国内男子ツアーの今季公式戦第2戦 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsは19日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今大会終了後の賞金ランキング上位2人は全英オープン(現地時間7月17?20日/英国、ロイヤル・リバプールGC)出場権を獲得することが出来るが、現在同ランク1位の小田孔明はイーブンパー72の51位タイ、同2位の宮里優作は1オーバー73の64位タイと出遅れた。
この好機に上位に食い込んだのが現在同4位の手嶋多一だ。前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーで折り返すと、後半も最終18番を含む2バーディを奪って4アンダー68。首位グループと1打差7位タイと好スタートを切った。前戦の日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯で7年ぶりのツアーV、優勝賞金3,000万円を獲得し一気にランキングを浮上。現時点で2位の宮里とは約200万円差、首位の小田とも約750万円につけており、逆転での全英切符も見えてきた。
5アンダー67をマークした2005年大会覇者の細川和彦、08年大会覇者の星野英正、谷原秀人、金亨成(韓)ら6人が首位。手嶋と並ぶ1打差7位タイに薗田峻輔、今野康晴、上平栄道ら6人、さらに1打遅れて13位タイに藤田寛之ら6人、2アンダー70の19位タイに12年大会でツアー初優勝を飾った藤本佳則、川村昌弘、塚田好宣ら8人。首位から3打差以内に26人が並ぶ大混戦となっている。
一方、ディフェンディング・チャンピオンの小平智は4オーバー76を叩いて105位タイ。連覇どころか予選落ちの危機に瀕している。