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日本女子アマ選手権 比嘉が連覇に向けて首位タイ発進!
2012年6月20日(水)午前11:05
プロツアーでも存在感を見せる比嘉真美子が、女子のアマチュア最高峰の大会連覇に向けて好発進した。
日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は、台風4号が日本列島に接近した19日、愛知県の愛知カンツリー倶楽部を舞台にストロークプレーの第1ラウンドの競技が行なわれた。ディフェンディング・チャンピオンの比嘉は強さを増す風をものともせず、パー5の1番で5メートルのバーディを奪うと、冴え渡るショットを武器に4バーディ、ノーボギーの4アンダー70をマークし、村田理沙、松原由美と並ぶ首位に立った。
大本命での首位発進。だが、比嘉はそれでも不満をのぞかせる。「もっとスコアを伸ばせたのに、凡ミスが多くて…」とあくまでも貪欲だ。高校3年生だった昨年、大会初制覇を果たし、その後は国内女子ツアー出場が急増。並み居るプロたちを相手に、今季のスタジオアリス女子オープンで単独3位に入るなど実力を証明している。来月にはプロテストを受験するため、今大会はこれが最後の出場だ。「連覇してこそ真の強さ」と、あえて自らにプレッシャーをかけて臨む大会で連覇を果たして、プロへのファーストステップに挑もうとしている。
130人が出場している同大会は、2日間36ホールのストロークプレーを行ない、上位32人がマッチプレーに進出。女子アマ日本一の栄光をかけて激突する。