井戸木&尾崎35位タイで予選突破 M.アレン独走態勢
2013年7月13日(土)午前10:39
シニア最高峰のメジャーで井戸木鴻樹と尾崎直道がきっちりと予選をクリアした。
現地時間12日に行われた米チャンピオンズツアーの今季メジャー第3戦、全米シニアオープン(ネブラスカ州、オマハCC)第2ラウンド。初日12位タイと好調な滑り出しを切った井戸木に注目が集まったが、この日は出だしからバーディありボギーありの浮き沈みが激しいラウンド。前半を3バーディ、4ボギーの1オーバー36で折り返すと、ボギーが先行した後半はバーディを1つも奪えずズルズルと後退。結局スコアを4つ落とし(4オーバー74)、通算3オーバー35位タイへ順位を下げた。
一方、33位タイからスタートした尾崎は好調なショットで再三チャンスを作りながらパットを決めきれずに2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー72。通算3オーバーは井戸木らと並び35位タイにわずかながら後退したものの決勝ラウンドにコマを進めている。
そんな中、桁違いのゴルフを見せつけたのが54歳のマイケル・アレン(米)。今季すでに1勝を挙げ賞金ランキング6位につける猛者は3連続を含む6バーディに加え14番パー5でイーグル奪取に成功。7アンダー63のビッグスコアで通算10アンダーとし、単独2位につけるロッコ・メディエート(米)に5ストロークの大差をつけトーナメントをリードした。
その他上位陣は、通算4アンダー単独3位にジェフ・スルーマン(米)、通算3アンダー6位タイにトム・レーマン(米)、マーク・オメーラ(米)らがつけたが、本命のベルンハルト・ランガー(独)はスコアを4つ落とし、通算2オーバーでコリン・モンゴメリー(スコットランド)らと並び25位タイにとどまっている。
尚、ディフェンディング・チャンピオンのロジャー・チャップマン(英)は通算10オーバー、97位タイの下位で予選落ちを喫している。