比嘉真美子が連覇に向けて順調に勝ち上がっている。

　女子アマ日本一決定戦、日本女子アマチュアゴルフ選手権は21日、愛知県の愛知CCでマッチプレー1回戦と2回戦の競技を終了。8人が準々決勝進出を決め、国内女子ツアーの日本女子オープンゴルフ選手権競技（9月27?30日／神奈川、横浜カントリークラブ 西コース）の出場権を獲得している。

　メダリスト（予選トップ通過）としてマッチプレーに臨んだ比嘉は、1回戦で鴻上ほの花と対戦。途中2ダウンとなるピンチもあったが、7番からの4ホールで3バーディを奪って逆転すると、17番をバーディとして2アンド1の勝利を決めた。

　永峰咲希との2回戦では1番バーディの永峰に先手を取られたものの、2番バーディで振り出しに戻し、その後は自分のペースに持ち込んだ。4番バーディで1アップとすると、7番、8番で連続バーディー。そのままリードを守って3アンド2で撃破し、連覇に向け準々決勝へ順当に駒を進めた。

　優勝候補の一人でもある鬼頭桜は1回戦で佐伯珠音を2アンド1で破り、2回戦では丹萌乃を4アンド3の大差で下してベスト8に進出。準々決勝では最大のライバルである比嘉と激突する。

　他に、田口晴菜、保坂真由、松原由美、篠原真里亜、森田遥、堀琴音が女子アマ日本一に向かって勝ち残っている。