ルーキー藤本、2打差4位タイ! 首位は上田とB.ケネディ
2012年6月23日(土)午後5:22
国内男子ツアー、?全英への道? ミズノオープンは23日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日単独トップの上田諭尉と、この日7つスコアを伸ばしたブラッド・ケネディ(豪)が通算11アンダーで首位の座を分けた。1打差の単独3位に金亨成(韓)、2打差の4位タイにルーキーの藤本佳則、谷口徹ら4人がつけている。
初日からトーナメントをリードしている上田はこの日、前半に4番から3連続バーディを奪うなど3アンダーでハーフターン。後半こそ2ボギー(1バーディ)を叩いてやや失速するも通算11アンダーまでスコアを伸ばして首位の座をキープした。その上田に並んだのがツアー未勝利のケネディ。前半に5連続バーディを奪うなどノーボギーの7アンダー65で回ってリーダーボードの最上段を射止めた。
また、2戦連続優勝を狙う藤本も上位を堅守。2位タイでスタートすると、前半は2バーディ、1ボギーで回り1アンダーで折り返す。後半の出だしこそ連続バーディを奪った直後に連続ボギーを叩くなど安定感に欠いたゴルフを展開したが、その後パーキープを続けると最終18番をバーディで締めて2アンダー70。順位こそ4位タイに落としたが、首位から2打差とまだまだ優勝を狙える位置につけている。
一方で、今季はマスターズ、全米オープンとメジャー大会に出場できていない池田勇太は、上位4名に全英オープン(現地時間7月19?22日/英、ロイヤルリザム&セントアンズGC)の出場権が与えられる今大会で大舞台の切符をつかみたいところ。だが、36位タイからスタートしたこの日は、1バーディ、2ボギーの1オーバー73とスコアを崩し通算イーブンパーの60位タイに順位を落とした。
その他上位陣は、通算8アンダー8位タイに先月のとおとうみ浜松オープンでツアー初優勝を飾ったジェイ・チョイ(米)、開幕戦Vのブレンダン・ジョーンズ(豪)ら8人がつけ、通算7アンダー16位タイに小田孔明ら5人が続いている。また、現在賞金ランクトップの藤田寛之は2アンダー70のラウンドで通算5アンダーまでスコアを伸ばし、平塚哲二、武藤俊憲らと並び前日と同じ23位タイをキープした。
なお、2日連続パープレーに甘んじていたアマチュアの松山英樹はこの日、2アンダー70をマークして通算2アンダーとしたものの、依然46位タイと下位に低迷している。