G.ノーマン、3年ぶりにシニアツアーに参戦!
2012年6月28日(木)午前10:51
初代世界ランクNo.1のグレッグ・ノーマン(豪)が、3年ぶりに米チャンピオンズツアーに出場する。
80年代後半から90年代にかけて圧倒的な強さを誇ったノーマンだが、近年は実業家としての生活が忙しく、試合でのプレーを見ることはなかなか出来ない。しかし、現地時間28日に開幕する同ツアーのメジャー大会、コンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権(ペンシルバニア州、フォックス・チャペルGC)に参戦し、予選ラウンドでいきなりトム・レーマン(米)、トム・ワトソン(米)のビッグネーム2人とプレーすることが決まった。
57歳になったノーマンは「フォックス・チャペルに戻るのが楽しみだ。昔のスタイルの難しいコースなのは分かっているが、それが参戦を決めた理由だよ」と笑顔を絶やさない。もっと試合に出ないのか、と尋ねられると「今の生活に満足している。ビジネスの世界を楽しんでいるからね」と言い切った。ゴルフコースの設計や不動産、ワインや衣料品の販売などワールドワイドにビジネスを広げ、自家用ジェット機で飛び回る毎日が今のノーマンのライフスタイル。試合中心の生活に戻るつもりはないようだ。
だが、久しぶりとはいっても試合になると強さを見せるのがノーマン。どんなプレーを見せてくれるのか、今週のシニアツアーはノーマンの話題で持ち切りになるのは間違いない。
2週後には全米シニアオープン(現地時間7月12?15日/ミシガン州、インディアンウッドG&CC)が控えているとあって、その他のライバルたちも力が入っている。フレッド・カプルス(米)、マーク・カルカベッキア(米)、ジェイ・ハース(米)の実力者3人はノーマンの前の組で回り、初の同ツアー賞金王を目指すマイケル・アレン(米)も参戦。激戦は避けられそうにない。