ミリオンヤードカップ 日韓の勇士たちが激突!!
2012年6月28日(木)午前11:12
日韓の勇士たちが、国の名誉をかけてぶつかり合う。
日韓ゴルフ対抗戦、第4回ミリオンヤードカップは29日、長崎県のパサージュ琴海アイランドGCで開幕。前回大会で韓国チームに勝利を奪われている日本チームが、青木功主将を中心に全力で勝利を奪い返しに行く。
2004年の第1回大会は、プレーオフにもつれる激戦の末に韓国が優勝。以後数年間に渡り大会は中断されたが、2010年に再開されこの年は僅差ながら日本が勝利を収めた。だが、昨年は大差での敗北。過去3大会はいずれも舞台は韓国だったが、今年は初の日本開催となり、全英オープン出場が決まったばかりの藤田寛之、谷口徹、深堀圭一郎の40代の3人を中心にまとまりのあるチームで2度目の勝利に挑む。
ポイントゲッターとして期待されるのは、米ツアー5連戦を戦い抜いたその足で現地入りした石川遼と、最速タイ記録で国内ツアー初優勝を果たした藤本佳則の2人。レベルの高いフィールドでの経験を経て試合巧者になった石川と、石川より年上だがルーキーらしくまだまだ怖いもの知らずのプレーができる藤本が、それぞれどんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。
その他に池田勇太、小田龍一、高山忠洋、谷原秀人、近藤共弘らが、ホームでの戦いのアドバンテージをどれだけ活かせるか。様々な世代のプレーヤーが、それぞれの力を出し合って、パワフルな韓国相手の戦いに突入する。
対する韓国チームはチョ・テウンを主将に、S・K・ホ、ドンファン、I・J・ジャンらを中心とした10人がアウェーでの戦いに乗り込んで来ており、激戦は避けられそうにない。
なお、試合は初日がフォーサム形式(1つのボールを2人が交互に打つ)、2日目がフォーボール形式(2人のうち良い方のスコアを採用)、3日目がシングルスで、いずれもストロークプレーでポイントを争う。