タイガー、今田と並び30位タイ発進
2012年6月29日(金)午前10:10
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タイガー・ウッズ(米)が、苦しみながらも何とか首位から5打差にしがみついている。
米男子ツアーのAT&Tナショナル(メリーランド州、コングレッショナルCC)は現地時間28日、第1ラウンドの競技を行い、4アンダー67でプレーしたボ・バン・ペルト(米)が単独首位に立った。そんな中、今季3勝目に期待がかかるタイガーはショット&パットともに精彩を欠いたが、長いバーディパットを沈めるなどして2バーディ、3ボギーの1オーバー72にスコアをまとめ、今田竜二らと並ぶ30位タイに踏みとどまった。首位とは5打差、なんとか逆転を狙おうと必死の戦いが続く。
一方、2週前の全米オープンで一時首位に立って注目された17歳のアマチュア、ビュー・ホスラー(米)は大健闘。4バーディ、4ボギーのイーブンパー71で回り、堂々の23位タイスタートを切った。
ホスラーは来年テキサス大学に進学予定で、すぐにプロ転向することは考えておらず「4年間大学に居るつもり」というが、全米オープン、今大会とギャラリーの多い試合でも萎縮することなどまったくなく「まだまだやらなくてはならないことはあるけど、心地よい」と不適に笑って見せる。「ジュニアのアマチュアからプロに向かって進化しつつある」と口にするなど強気だが、しっかりと地に足は着いている17歳の今後が楽しみだ。
その他上位陣は、首位に1打差の2位タイにビジェイ・シン(フィジー)、ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)、ジミー・ウォーカー(米)がつけ、さらに1打差の5位タイにジェイソン・デイ(豪)ら3人が続いている。また、先週のトラベラーズ選手権でツアー初Vを達成したばかりのマーク・リーシュマン(米)の他、デービス・ラブIII(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、ハンター・メイハン(米)、ニック・ワトニー(米)ら実力者が1アンダー70の8位タイに並んでいる。