世界ランキング タイガー4位変動なしもNo.1奪還へ前進 遼は69位
2012年7月3日(火)午前9:35
- この記事のキーワード
タイガー・ウッズ(米)が、ジワリと“定位置”だった世界ランクNo.1の座に近づいている。
米男子ツアー、AT&Tナショナルで逆転優勝し、今季3勝目を挙げると同時にジャック・ニクラウス(米)を抜くツアー通算74勝目をマークしたタイガーは、米国時間2日発表の最新世界ランキングでは4位と変わらず。変動のなかった1位ルーク・ドナルド(英)、2位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、3位リー・ウェストウッド(英)との差はまだまだあるものの、それでもジワジワと詰めつつあり、史上最長の通算623週君臨した王座奪還に向けて突き進んでいる。
AT&Tナショナル単独3位のアダム・スコット(豪)は16位から12位に浮上しており、同大会単独2位のボ・バン・ペルト(米)も32位から24位へと順位を上げている。
また、アイリッシュ・オープンで欧州ツアー初優勝を飾ったジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)は、116位から自己最高の63位へとジャンプアップした。同大会2位タイの3人も大きく躍進。ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が55位から45位、アンソニー・ウォール(英)が198位から146位、ファブリツィオ・ザノッテイ(パラグアイ)は272位から188位へと順位を上げている。地元大会で4年ぶりの復活Vを狙いながら7位タイに終わったパドレイ・ハリントン(アイルランド)も69位から60位へとランクアップした。
日本勢は、藤田寛之が61位から64位に、石川遼が67位から69位へとそれぞれ順位を落としている。