全米王者W.シンプソン首位奪取! タイガー&P.ミケルソン予選落ち確実
2012年7月7日(土)午後0:11
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雷の影響で進行が遅れ日没サスペンデッドとなった大会2日目。ビッグネームが苦しい戦いを強いられる中、全米オープンチャンピオンのウェブ・シンプソン(米)が混戦を抜け出した。
現地時間6日に行われた米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシック(ウェストバージニア州、ザ・オールド・ホワイトC)第2ラウンドは、最終組が16ホールを終えたところで順延となり続きは翌日に持ち越された。
そんな中、暫定ながら単独首位に立ったシンプソンはこの日ノーボギーの4アンダー66でホールアウトし通算9アンダー。1打差の暫定2位タイにジョナサン・バード(米/18ホール終了)、ジェフ・マガート(米/18ホール終了)、チャーリー・ベルジャン(米/18ホール終了)、ジェリー・ケリー(米/18ホール終了)らが並び、首位から5打差以内に35人がひしめく混戦となっている。
シンプソンに2打差の暫定7位タイにJ.B.ホームズ(米/18ホール終了)、チャーリー・ウィー(韓/18ホール終了)。初日単独トップ発進で4年ぶりの優勝に意欲を見せていた49歳のビジェイ・シン(フィジー/18ホール終了)は初日より11打悪い4オーバー74を叩き、通算3アンダー暫定36位タイへ大きく後退している。
一方、2試合連続優勝を狙った注目のタイガー・ウッズ(米/18ホール終了)だが、期待に反し4バーディ、3ボギーの1アンダー69止まり。まだ全員がホールアウトしているわけではないが、カットラインは通算1アンダーでかたいため通算イーブンパー暫定78位タイのタイガーの今季2度目の予選落ちがほぼ確定した。キャリアトータルでの予選落ちは9度目で、1シーズンに2度の予選落ちを喫するのはデビュー以来2度目(1度目は2005年)となる。
またライバルのフィル・ミケルソン(米/18ホール終了)も通算2オーバー暫定98位タイで予選落ちが決定的。「こんなに苦労してスコアを伸ばせないとフラストレーションが溜まる」と本人は辟易とした様子でコースを後にした。
日本勢唯一出場の今田竜二(18ホール終了)は前半2連続ボギーを叩きながら4つのバーディを奪い2アンダー68にスコアをまとめ、カットラインぎりぎりの通算1アンダー暫定66位タイで2週連続の決勝ラウンド進出が濃厚となっている。