シニア&ジュニアの競演が開幕 T.カイト&J.クック首位並走
2012年7月7日(土)午後1:20
米チャンピオンズツアーの選手がジュニアを含むアマチュアプレーヤーと同組で回る変則トーナメント、ネイチャーバレー・ファーストティーオープン at ペブルビーチがカリフォルニア州、モントレー半島に位置するペブルビーチGL(PB)とデルモンテGC(DM)を舞台に現地時間6日に開幕。初日のこの日、デルモンテGCをプレーしたトム・カイト(米)とジョン・クック(米)が5アンダー67をマークし、首位の座を分け合った。
普段とは趣きを異にする今大会。全米最大のジュニア育成プログラムであるファーストティーと同ツアーがコラボ。ベテランとジュニアが同組でプレーし、シニアはシニア部門、ジュニアはジュニア部門、アマチュアはアマチュア部門でそれぞれ雌雄を決するため、一見和気あいあいとしたムードの中にもピリッとした緊張感が漂っている。
首位と1打差の3位タイにはマーク・マクナルティ(アイルランド/DM)、ローレン・ロバーツ(米/DM)、トム・パーニスJr.(米/DM)が続き、2打差の6位タイにコリー・ペイビン(米/DM)、マーク・カルカベッキア(米/DM)、ピーター・シニア(豪/DM)らがつけている。
この日ペブルビーチGLを回った中で、もっともスコアが良かったのは6位タイにつけるブラッド・ブライアント(米)で3アンダー69をマーク。ブライアント以外はトップ10(タイを含む)全員がデルモンテGCをプレーした選手たちだった。
また前週大方の予想を覆し同ツアーのメジャー制覇を果したジョー・デイリー(米/PB)は1オーバー73の33位タイからのスタート。
尚、今大会にトム・レーマン(米)、ベルンハルト・ランガー(独)は出場していない。