米チャンピオンズツアーの選手がジュニアを含むアマチュアプレーヤーと同組で回る変則トーナメント、ネイチャーバレー・ファーストティーオープン at ペブルビーチはカリフォルニア州、モントレー半島に位置するメイン会場のペブルビーチGL（以下PB）とデルモンテGC（以下DM）を舞台に現地時間7日、第2ラウンドの競技を終了。3アンダー69をマークした前日のトーナメントリーダーのひとりトム・カイト（米／PB）と5アンダー67で回ったブラッド・ブライアント（米／DM）の2人が通算8アンダーとし首位タイに並んだ。

　3打差の3位タイにボビー・クランペット（米／PB）、ピーター・シニア（豪／PB）、マーク・マクナルティ（アイルランド／PB）の3人がつけ、通算4アンダー6位タイにコリー・ペイビン（米／PB）、カーク・トリプレット（米／DM）、フレッド・ファンク（米／PB）らが続く展開になっている。

　首位の座を守ったカイトは2008年の同ツアー、ボーイング・クラシック以来勝星から遠ざかっており久々のチャンスに興奮を隠せない。「練習日にピーター・ジャコブセンとオーリン・ブラウンにレッスンしてもらったんだ。で、バックスウィングに問題があることがわかった。そこを修正して思うようなショットが打てるようになった」と声を弾ませる。このままミスを最少限に抑え4年ぶりの優勝に繋げたい。

　尚、初日首位タイ発進のクックはペブルビーチGLの前半8ホールでボギー2つ、トリプルボギー1つを叩いたところで棄権を表明。ディフェンディング・チャンピオンのジェフ・スルーマン（米／PB）は通算1オーバー35位タイに低迷している。