タイガー、メジャー通算15勝目に向け現地で始動
2012年7月16日(月)午前10:51
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タイガー・ウッズ(米)が次週行われる最古のメジャー大会、全英オープン(現地時間19?22日)の舞台である英国、ロイヤルリザム&セントアンズGCで始動した。
現地時間15日の午前7時半。地元のブラックプール空港に到着したタイガーはすぐさまコースへ移動。午前9時から18ホールの練習ラウンドを行い、メジャー決戦の準備を開始した。
タイガーが最後にメジャーで優勝を飾ったのは2008年トリーパインズGCで行われた全米オープン。左ひざの痛みに耐えながらメジャー通算14勝目を達成した時点では、15勝目までの道のりがこれほど遠く険しいものだとは思っていなかったに違いない。しかし今季はすでに3勝を挙げ賞金ランクも現在トップ。ショット、パットともに“戦える”状態に戻して来たタイガーは「一番好きな大会」と言う全英オープンで完全復活を目指すつもりだ。
舞台のロイヤルリザム&セントアンズGCは1996年に出場しローアマのタイトルを獲っている相性の良いコース。「あのときアマチュアレコードをマークしてタイトルを獲ったことで“自分もこういう高いレベルで戦えるんだ”という自信に繋がった。2日目に12ホールで7バーディを奪って66をマークしたのは今でもよく覚えている」とタイガー。
「天気次第で戦況は変わるだろう。好天ならスコアの伸ばし合いになるし、雨や風になれば我慢大会になる。でもどんな状況でも積極的に攻めて行きたい」と言うタイガーが、コースに点在する205個のバンカーを避け、あるいは攻略し、難コースでメジャー通算15勝目を達成できるかに注目だ。