タイガー、4年ぶりのメジャーVへ6位タイ好発進!
2012年7月20日(金)午前7:40
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タイガー・ウッズ(米)が、メジャー15勝目に向けて首位に3打差6位タイと良い位置で初日を終えた。
現地時間19日に英国のロイヤルリザム&セントアンズGCで開幕した全英オープン。第1ラウンドは6アンダー64でプレーしたアダム・スコット(豪)が単独首位に立ったが、タイガーも負けじと4バーディ、1ボギーの3アンダー67でラウンドし、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、アーニー・エルス(南ア)、ブッバ・ワトソン(米)らビッグネームと並ぶ好発進を切った。
「良いショットが続いていたけど、グリーンでは今ひとつだった。ラインを外したのは1回だけだから、あとはもう少し強くヒットする必要がある」と6位タイスタートにも悔しさを口にしたタイガー。「グリーンは決して速くない。アジャストしなくては」と打ち切れないフラストレーションが残ってしまった。しかし、ここ6度の全英オープンで初日に60台をマークしたのは5度あり、そのうち2度は優勝に結びつけているだけに「まだ先は長い。あと3ラウンドもあるからね」と余裕のコメント。2008年全米オープン以来のメジャータイトルに向け、淡々と自分のプレーを続けるつもりだ。
8人出場している日本勢は、武藤俊憲がタイガーと並ぶ6位タイと最高のスタートを切り、ルーキーの藤本佳則は1オーバー71で54位タイにつけている。一方、谷口徹と小田孔明は2オーバー72で80位タイ、石川遼は4オーバー74で115位タイ、藤田寛之は6オーバー76で143位タイ、高山忠洋と市原弘大は7オーバー77で150位タイと苦しい初日となった。