海外男子
世界ランキング 全英VのE.エルス、15位浮上! タイガーは2位
2012年7月24日(火)午前10:28
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大逆転で全英オープンを制し、メジャー通算4勝目を飾ったアーニー・エルス(南ア)が、米国時間23日発表の最新世界ランキングで、40位から15位へとジャンプアップした。
24歳で全米オープンを勝って以来メジャータイトルを3つ重ね、世界ランクNo.1も狙えるほどだったエルスだが、すでに42歳、最近は不調に苦んでいた。しかし、同大会は首位のアダム・スコット(豪)に6打差で最終日を迎えると、バックナインで4つのバーディーを奪って通算7アンダーで先にホールアウト。スコットが上がり4ホール連続ボギーで崩れたことから、逆転勝利を手中に収めた。
同大会5位タイのルーク・ドナルド(英)はNo.1の座を譲らなかったが、同大会3位タイのタイガー・ウッズ(米)が、4位から2位に浮上。かつて不動の座にあったNo.1への返り咲きが現実のものとなってきた。
また、まさかの自滅でメジャーの怖さを味わい、1993年のグレッグ・ノーマン(豪)以来の豪州勢優勝を逃したスコットだったが、13位から6位へと順位を上げている。
なお、タイガーのランクアップにより、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が2位から3位に、リー・ウェストウッド(英)が3位から4位に後退している。
その他、主な日本勢は石川遼が62位から64位へ、藤田寛之は71位から72位へとそれぞれ順位を落としている。