LPGAプロテスト 比嘉、悪戦苦闘も8位タイ発進!
2012年7月25日(水)午前11:28
日本女子アマチュアゴルフ選手権で連覇を果たした比嘉真美子が、プロへの第一歩でまずまずのプレーを見せた。
113人が参加して行われている2012年度LPGAプロテストは24日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。3アンダー69でプレーした夫馬菜月(ふま・なつき)が単独首位に立ち、城間絵梨、長田若菜が1打差で追う展開となっている。
トップ合格者にはmeiji カップ(8月3?5日/北海道、札幌国際カントリークラブ島松コース)から13試合の国内女子ツアー出場権が与えられ、その筆頭候補となっている比嘉は4バーディを奪いながら、ボギーも4つ叩いてイーブンパー72。8位タイで初日のラウンドを終えた。
「内容は80くらい打っている内容でした。ティーショットが悪く、フェアウェイから打ったのが2回くらい」と悪戦苦闘の一日を振り返った比嘉。「ウッドがダメならパー3でとるしかない」と挑んだ17番では、7番アイアンで50センチにつけるバーディを奪取。調子が悪くても何とかしてくるあたりはさすがに実力者だ。「トップとはまだ3打差ですし、明日はビッグスコアを出していきたいです」と気合を入れ直した。
その他の主な選手は、すでにプロツアーにも出場している山村彩恵が、比嘉と同じ8位グループにつけている。だが、昨年大会で合格確実と言われながら不合格となった森美穂は、3オーバー75で50位タイ、先週ツアー初優勝を飾った木戸愛の妹、侑来(ゆきな)は4オーバー76で65位タイといずれも出遅れた。
同大会は3日間54ホールで行われ、20位タイまでの選手がライセンスを獲得。同時に2年間、下部ツアーであるステップアップツアーの出場権を手にすることになる。