LPGAプロテスト 比嘉、3位浮上! 首位は東
2012年7月26日(木)午後0:30
日本女子アマチュアゴルフ選手権で連覇を果たした実力者、比嘉真美子がジワリと順位を上げた。
113人が参加して行われている2012年度LPGAプロテストは25日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に第2ラウンドの競技を行い、5アンダー67でプレーした東浩子が通算6アンダーで単独首位に躍り出た。前日は1アンダー4位タイだった東だが、この日は5バーディー、ノーボギーでプレーして首位奪取。「去年のプロテストはパットがわからなくなってダメでした。今年はパットを重点的に練習してこういう結果が出たのはうれしいです。トップ通過は今のところ考えずに、明日は焦らずにいい位置で合格できたらと思います」と、謙虚な姿勢で合格へと突き進む。
東と2打差の単独2位には、4アンダー68でプレーし通算4アンダーの与那覇未来がつけているが、通算3アンダー3位タイグループに上がってきたのが比嘉だ。相変わらずティーショットは曲がっているが、前日ほどはひどくない。「だらだらプレーするのは自分らしくない。明日は絶対トップ争いするんだと言う気持ちで後半はプレーしていました」と話し、「ゴルフが明日、劇的に変わることはないと思うので、今の調子なりに自分のプレーをして戦って行きたいです」と、現状をしっかり見据えてトップ合格を目指す。
なお、比嘉と並ぶ3位グループに池田智廣、長田若菜、渡邉彩香がつけている。
他の主な選手は、第1ラウンド首位の夫馬菜月(ふま・なつき)が、1つスコアを落として通算2アンダー単独7位、そして、すでにツアープロとしてプレーしている山村彩恵が通算イーブンパー10位タイと合格圏内。
だが、先週に国内女子ツアー初優勝を飾った木戸愛の妹、侑来は通算3オーバー28位タイ、また、昨年まさかの不合格に泣いた森美穂は通算4オーバー37位タイと厳しい状況。巻き返しを狙って最終日に挑む。
同大会は3日間54ホールで行われ、20位タイまでの選手がライセンスを獲得。同時に2年間、下部ツアーであるステップアップツアーの出場権を手にすることになる。