B.ランガーが単独首位発進! 井戸木16位タイ
2012年7月27日(金)午前9:28
ベルンハルト・ランガー(独)が、2年ぶり2度目の全英シニア制覇に向けて首位発進した。
全英シニアオープンは現地時間26日、スコットランドのターンベリーを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ランガーが圧巻のゴルフでノーボギーの6アンダー64を叩き出し、単独2位のマーク・マクナルティ(ジンバブエ)に1打差ながら単独トップに立った。
「今日のプレーには凄く満足している。ドライバーもアイアンも良いのがいくつかあったし、パットも入った」と滑らかに語ったランガー。今季は未勝利だが、12試合に出場してトップ10入りが10回と安定度は抜群。昨季のエースグループ・クラシック以来の優勝をメジャーで飾ろうと意欲満々だ。
その他上位陣では、ランガーに2打差の3位タイに昨季賞金王のトム・レーマン(米)、マイケル・アレン(米)ら6人がつけた。一方、今季メジャー3勝目を狙うロジャー・チャップマン(英)は2オーバー72でフレッド・カプルス(米)、グレッグ・ノーマン(豪)らと並ぶ66位タイと出遅れている。
日本勢で上位に顔を出しているのは井戸木鴻樹。2バーディ、1ボギーの1アンダー69でプレーし、トム・ワトソン(米)、フレッド・ファンク(米)らと並ぶ16位タイ。首位のランガーから5打差の井戸木の位置までに32人がひしめく大混戦の中、上位進出を目指す。
その他の日本勢は苦しい初日となった。同ツアー9勝を誇る青木功、羽川豊、奥田靖己の3人は揃って3オーバー73で85位タイ。2002年の大会優勝者である須貝昇は、9オーバー79の大叩きで140位タイと大きく出遅れてしまった。