薗田、3年ぶりツアー2勝目! 松山4位タイで1億円突破ならず
2013年7月7日(日)午後5:45
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国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントは7日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日『61』をマークして単独トップに浮上した薗田峻輔が5アンダー67で回り、通算20アンダーで逃げ切って3年ぶりとなるツアー通算2勝目を飾った。また、松山英樹は通算16アンダー4位タイで終戦し、史上最速での獲得賞金1億円突破は次戦へ持ち越しとなった。
前日、自己ベストとコースレコードを更新する11アンダー61を叩き出してリーダーボードの最上段に上り詰めた薗田。この日も勢いが衰えず前半からバーディを量産した。3番で1つ目のバーディを奪うと、5番、6番で連続バーディ。さらに8番で1つスコアを伸ばして4アンダーで折り返すと、11番、14番でバーディを重ね独走態勢に。終盤16番でボギーを叩いたものの、大会レコードを1打更新する通算20アンダーでホールアウト。後続に3打差をつけて初優勝を挙げた2010年の?全英への道? ミズノオープンよみうりクラシック以来となる待望のツアー通算2勝目を手にした。
今年1月に左ひざを負傷した影響で今大会が今季4試合目の出場となった薗田。試合後、「ここまで早く復帰して勝てると思わなかった。今後の自分にもっともっと期待したい」と、更なる飛躍を誓った。
史上最速の獲得賞金1億円突破がかかっていた松山は11位タイで迎えた最終日、序盤から猛チャージを見せた。1番で幸先良くバーディを奪うと、3番でもバーディを追加。さらに5番からは4連続バーディを奪取して前半だけで6つスコアを伸ばす。ところが、後半出だしの10番でボギーを叩くとバーディラッシュがぴたり。最終18番をバーディで締め、6アンダー66でフィニッシュしたものの、サンデーバックナインに伸び悩み通算16アンダー4位タイどまりだった。単独4位以上で獲得賞金1億円を突破できたが、惜しくも約60万円届かず次戦へお預けとなっている。
その他上位陣は、首位に3打差の2位タイに近藤共弘、河野祐輝の2人。松山と並ぶ4位タイに谷原秀人、S・K・ホ(韓)が入り、薗田と共に最終組で回った藤田寛之と宮里優作が通算15アンダー7位タイだった。
左手親指付け根痛の治療で今大会が今季初戦となった丸山茂樹は4アンダー68をマークして通算8アンダー32位タイ。選手会長の池田勇太は通算2アンダー68位タイで4日間の競技を終えている。