藍、ゴルフフェアに初参加! 「今年はゴルフの内容が変わるかも」
2016年2月20日(土)午後9:10
女子プロゴルファーの宮里藍が20日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われている「第50回 ジャパンゴルフフェア」に初参加し、用具契約を結ぶブリヂストンスポーツのブースでトークショーを行った。
約800人が詰めかけた同イベント。ファンが待望する勝利から2012年以来遠ざかっている宮里は大観衆に向けて復調と今シーズンの手応えをアピールした。今季2戦を終えた感想を聞かれると、「手応えを感じた2戦だった。ギアの進化を実感した。初戦2試合で今年はゴルフの内容が変わるかもしれないと感じた。今シーズンに向けてワクワクしている」と笑顔を見せた。
今季から同社の新製品「JGRドライバー」と新ボール「TOUR B330X」を使用している宮里。ギアの進化を実感したと語ったが、「特にボールに関しては手応えを感じる。私がプロになって一番良いボール。弾道が高くドライバーが飛ぶ。風の強いバハマでも、横風にも強く、思ったような距離も出て、しっかり止まってくれる。ここまで違いが出るボールは初めて。こんなボールが作れるんだなと驚いた」と絶賛。
ドライバーに関しても「ドライバー超いいです。すごくやさしく、簡単にボールが上がる。ボールとの相乗効果もある。変えてからキャリーが良く出るようになった」と、これまた好感触なようだ。
米女子ツアーのホンダLPGAタイランド(現地時間2月25?28日/タイ・サイアムCC パタヤ・オールドC)に出場するため、明日タイへ出発する宮里だが、始まったばかりの今シーズンについて「去年よりも勝ちたい気持ちが強い。ギアで手応えを感じたのは今までで初めて。これを伝えに来ました。とにかく勝っていい流れを作っていきたい」と、“まず1勝”を目標に掲げた。
また五輪に関して問われると「現状は厳しいのでそこを目標にはしない。結果ぎりぎりで出れたら最高ですけど。今年は1勝にエネルギーを注ぎたい」と“勝利”の二文字に集中していることを強調した。相当な信頼をおけるギアと出会った宮里が米ツアー10勝目を挙げるのは近いのかもしれない。