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国内男子

松山、後半大失速で3位タイ後退… 片山が復活Vに王手

2013年5月4日(土)午後5:24

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 国内男子ツアーの中日クラウンズは4日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。1アンダー69でプレーした40歳の片山晋呉が単独首位に立つ中、ツアー史上初のルーキー2週連続優勝を狙う松山英樹は後半にスコアを大きく崩し、通算2オーバー3位タイに順位を落とした。

 前日単独トップに立った松山は1番でバーディを先行させると、5番パー4でイーグル、9番で2つ目のバーディを奪い、前半終了時点で後続に6打差をつけ独走態勢に。しかし後半は対照的に苦しいゴルフとなり、11番で初のボギーを叩くと、14番パー4ではダブルボギー。さらに15番から上がり4ホール連続ボギーと崩れ、結局3オーバー73でホールアウト。通算2オーバーにスコアを落とし、首位に3打差の3位タイに後退した。

 松山に代わってリーダーボードのトップに躍り出たのが、今大会2度の優勝経験を持つ片山。前半に2つスコアを落としたが、後半出だしの10番、11番でバーディを重ねて浮上のきっかけをつかむと、14番で3つ目のバーディ、さらに松山と首位タイに並んで迎えた最終18番でもバーディを奪い、1アンダー69の好スコアでフィニッシュ。通算1アンダーとし、2008年三井住友VISA太平洋マスターズ以来5年ぶりとなる復活優勝に王手をかけた。

 その他上位陣は、通算1オーバー単独2位に松村道央。松山と同じ通算2オーバー3位タイにスティーブン・コンラン(豪)がつけ、この日のベストスコアである4アンダー66を叩き出した宮里聖志が、通算3オーバーまでスコアを伸ばして前日の32位タイから単独5位に急浮上した。

 一方、選手会長の池田勇太は2ダブルボギー、3ボギー(2バーディ)と崩れ、藤本佳則らと並ぶ通算11オーバー50位タイに後退している。

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