F.カプルス、2年ぶり大会制覇に王手! 井戸木66位タイ
2013年6月30日(日)午前10:22
フレッド・カプルス(米)が2年ぶりの大会制覇に王手をかけた。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、コンステレーション シニアプレーヤーズ チャンピオンシップは現地時間29日、ペンシルバニア州のフォックスチャペルGCを舞台に荒天サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終え、この日25ホールを消化したカプルスが通算15アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位のケニー・ペリー(米)に2打差をつけトーナメントをリード。今季初、今大会2勝目に大きく一歩近づいた。
前日の嵐の影響でウェットなコンディションとなったこの日。「グリーンが柔らかくて止まるからビッグスコアが出るだろう」と語っていた本人の予想通り、第2ラウンドではノーボギーの8アンダー62を叩き出したカプルス。さらに単独2位につけるペリーは第2&3ラウンド続けて7ンダー63のビッグスコアをマークした。また第2ラウンド終了時点で42位タイに低迷していたベルンハルト・ランガー(独)が第3ラウンドでは1イーグル、6バーディ(1ボギー)の猛攻で通算6アンダーまでスコアを戻し11位タイにジャンプアップし、実力者が上位を賑わしている。
その他の上位陣は、通算11アンダー単独3位にシニア初Vを目指すダフィ・ウォルドルフ(米)がつけ、通算10アンダー4位タイにマイク・グッデス(米)、ジョン・ヒューストン(米)が並走。
一方、メジャー初戦のシニアPGA選手権で優勝を飾り、日本勢で唯一今大会に出場している井戸木鴻樹は徐々に調子を上げ、第3ラウンドは4バーディ、4ボギーのイーブンパー70にスコアをまとめ、通算7オーバー66位タイと依然下位ながら着実に順位を上げている。