今年も悲願のメジャータイトル獲得に失敗したリー・ウェストウッド（英）が、自らのスタッフを一新した。

　全米プロゴルフ選手権終了後、ウェストウッドのマネージャーであるアンドリュー・チャンドラー氏は、ウェストウッドがコーチのピート・コーウェン氏と、一時的にキャディを務めたマイク・ウェイト氏との関係をいずれも解消したことを明らかにした。「リー（ウェストウッド）は集中力と情熱を一時的になくし、周囲を変える必要があると考えた」と説明した。

　コーウェン氏はウェストウッド以外にも、ダレン・クラーク（北アイルランド）、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）、ルイス・ウーストハウゼン（南ア）らのコーチも務めており、この3人はいずれもメジャータイトルを獲得している。だが、ウェストウッドはメジャーで勝つために違う形でのアプローチが必要だと考えたようだ。

　また、ウェストウッドのレギュラーキャディを務めるビリー・フォスター氏は、5月にヒザを故障して休養中。復帰は来年となる見込みで、当面はアルバロ・キロス（スペイン）のキャディを務めるマイク・カー氏がバッグを担ぐことになりそうだ。