18日に行われた国内女子ツアーのCAT Ladies（神奈川県、大箱根カントリークラブ）第2ラウンドは、雷雲接近のため約2時間の中断を挟んだものの全選手がホールアウト。トップに5人が並ぶ大混戦となった。

　通算7アンダーの首位タイには前日のトーナメントリーダーのひとり森田理香子をはじめ、現在賞金ランク3位の服部真夕、前週優勝の吉田弓美子、イ・ボミ（韓）、この日のベストスコア7アンダー66をマークしたオナリン・サタヤバンポット（タイ）が並んだ。

　惜しくも優勝を逃した昨季大会の雪辱を期す森田はトップタイでスタートしたこの日、序盤の4番、5番で連続バーディを奪うと、後半にも1つスコアを伸ばして3アンダー70。通算7アンダーでリーダーボードの最上段を堅守し、最終日混戦を抜け出して今季初優勝を狙う。

　その他上位陣は、首位グループに1打差の6位タイに開幕戦以来の今季2勝目を目指す斉藤愛璃と福嶋浩子の2人。2打差の8位タイに現在賞金ランク首位の全美貞（韓）、表純子、菊地絵理香の3人がつけている。

　また、初日64位タイと出遅れたディフェンディング・チャンピオンの有村智恵はインスタートのこの日、前半こそ1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、後半は2バーディ、ノーボギーで回り2アンダー71。通算1オーバーまでスコアを戻して、横峯さくら、若林舞衣子ら並ぶ40位タイに順位を上げ、カットラインぎりぎりで予選突破を果たした。

　一方、2週前のｍｅｉｊｉ カップでプレーオフに進出して復活の兆しを見せたものの、前週のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは予選落ちした諸見里しのぶは、通算3オーバー58位タイに沈み2週連続で決勝ラウンド進出ならず。佐伯三貴、木戸愛も同じく58位タイで姿を消した。また、この日だけで5つスコアを落とした金田久美子の他、藤本麻子、大山志保も予選落ちを喫している。