K.ペリー逆転でメジャー初V! F.カプルス下しリベンジ果たす
2013年7月1日(月)午前10:29
メジャー初戦で井戸木鴻樹に手痛い逆転負けを喫したケニー・ペリー(米)がリベンジを果たした。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、コンステレーション シニアプレーヤーズ チャンピオンシップは現地時間30日、ペンシルバニア州のフォックスチャペルGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日2打差の単独2位からスタートしたペリーが6バーディ、ノーボギーの6アンダー64をマーク。通算19アンダーまでスコアを伸ばし逆転で嬉しいメジャー初優勝を達成した。
前日までトーナメントを引っ張ったフレッド・カプルス(米)は4バーディ、2ボギーの2アンダー68とスコアを伸ばし切れず、ダフィ・ウォルドルフ(米)と並びペリーに2打差の2位タイで終戦。その他のビッグネームは通算9アンダー単独8位にベルンハルト・ランガー(独)、通算8アンダー9位タイにコリン・モンゴメリー(スコットランド)、マーク・カルカベッキア(米)らが入っている。
5月に行われたシニアPGA選手権では、最終日を後続に2打差の単独首位で迎えたペリーをサンデーバックナインで井戸木が大逆転。日本男子初のメジャーチャンピオンに輝いたが、負けたペリーは茫然自失。「なにが起きたのかわからない」とがっくり肩を落としたもの。その悔しさをバネに切磋琢磨したペリーがレギュラーツアー時代を含め生涯初のメジャーチャンピオンへと上り詰めた。
ペリーに奮起を促した井戸木は最終日も4バーディ、4ボギー、1トリプルボギーと出入りの激しいゴルフで3オーバー73。通算10オーバーでニック・プライス(ジンバブエ)らと並び74位タイに終わっている。