国内男子
フジサンケイクラシック 諸藤、石川、武藤が同組で激突!
2012年8月29日(水)午前10:10
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国内男子ツアーのフジサンケイクラシックが、山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に30日に開幕する。ディフェンディング・チャンピオンの諸藤将次は、世界ランキング日本人トップの石川遼、2週前の関西オープンゴルフ選手権競技を制した武藤俊憲と予選ラウンドを回ることとなった。
昨季大会でツアー初優勝を飾った諸藤だったが、実は大型台風襲来のため、36ホールに短縮されての栄冠だった。もちろん大会は正式に成立しており、3打差圧勝は実力あってのものだが「やっぱり72ホールで勝ってみたい」という思いは心の中にいつも渦巻いている。
そんな気持ちで挑む今大会だが、今季はここまで不振を極めている。12試合に出場してトップ10入りはわずかに2回、予選落ち6回と思うようなプレーが出来ていない。飛距離が昨年以上に伸びて「もっと飛ぶようになって、どこに落としたらいいのかわからなくなった」と言うが、飛距離がアドバンテージなのは言うまでもない。これを上手くコントロールすることが出来れば、連覇も夢ではないはずだ。
一方、米男子ツアー5連戦から帰国直後だった先週のVanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントで予選落ちした石川遼は、練習ラウンドを諸藤とともにプレー。「ドライバーが参考になる。良いイメージをもらいました」とコメントし、飛ばしの極意を吸収した。2009年に5打差圧勝している大会で、復活の兆しをつかみたいところだ。