タイガー6連続バーディで好発進! 首位は21歳ノ・スンヨル
2012年9月1日(土)午前8:20
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タイガー・ウッズ(米)が怒濤の6連続バーディで好発進を切った。
米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権(マサチューセッツ州、TPCボストン)が現地時間31日に開幕。初日のこの日、6連続を含む8バーディ(1ボギー)の猛攻を見せたタイガーが7アンダー64をマークし、首位に2打差の3位タイと絶好のポジションを確保した。
タイガーにとって『64』は今季2番目のロースコア。「今日はとても良いプレーが出来た。いいショットもたくさんあったと同時にパットもよく決まってくれた。ショットとパットが噛み合うのは良いね」と口ぶりも滑らかなタイガー。それでも「ショットの内容からすればあと1つか2つ(スコアを)伸ばしていてもおかしくなかった」と取りこぼしがあったことを打ち明ける。
前週のザ・バークレイズでは第3ラウンドに自己ワーストの3パットを4回叩いて結局38位タイと不本意な成績に終わり、フェデックスカップポイントランキングも1位から3位に後退。「ショットは今週と同じようなものだったけれど、とにかくパットが入ってくれなかった。パットさえ決まってくれれば結果は後からついてくる」と今週もパット次第と言いたげ。言い換えるとスイング改造を経てショットはほぼ理想に近づいているということ。タイガーが狙うのはズバリ、今季4つ目の勝ち星だ。
上位陣はノーボギーの9アンダー62と爆発した21歳のノ・スンヨル(韓)が単独トップ。1打差の単独2位にクリス・カーク(米)、タイガーと同じ3位タイにジェフ・オーバートン(米)とライアン・ムーア(米)がつけ、若き世界ランクNo.1ローリー・マキロイ(北アイルランド)が6アンダー65で6位タイ。フィル・ミケルソン(米)は3アンダー68で回り、リー・ウェストウッド(英)らとともに17位タイからのスタートとなっている。
しかし前週優勝のニック・ワトニー(米)は1オーバー72と低調なラウンドで74位タイと出遅れた。フェデックスランキングトップ100のみに出場が許される今大会、日本勢は参戦していない。