B.ランガー、プレーオフ負け… M.ウィービーがメジャー初V!
2013年7月30日(火)午前11:31
実力者ベルンハルト・ランガー(独)がまさかのプレーオフ負けを喫した。
雷雨中断とプレーオフのため、大会史上初めて月曜決着となった米チャンピオンズツアーメジャー最終戦の全英シニアオープン(英、ロイヤルバークデールGC)は現地時間29日、通算9アンダーで並んだランガーとマーク・ウィービー(米)によるプレーオフ3ホール目から再開された。
午前8時から行われた3ホール目からも18番パー4の繰り返しとなった。3ホール目で、ランガーが3.6メートルのバーディチャンスを決められず、続く4ホール目は揃ってボギー。勝負は5ホール目へと突入した。
左ラフからの第2打で見事な低いドローボールを放ったウィービーはグリーンをとらえたが、対するランガーはバンカーにつかまった。そして、ウィービーはしっかりと2パットのパーでフィニッシュ。ランガーはパーをセーブできず、ビッグタイトルを逃した。
後続に2打差をつけ単独首位で最終ラウンドの最終ホールを迎えながら、バンカーにつかまってダブルボギーを叩きプレーオフにしてしまったランガー。最後の最後までバンカーに苦しめられた大会となった。一方、ウィービーはシニアメジャー初優勝を飾り、チャンピオンズツアー通算4勝目を手にしている。
前日までにプレーを終えているその他の上位陣は、通算6アンダー3位タイにコリー・ペイビン(米)、ピーター・シニア(豪)、デビッド・フロスト(南ア)の3人が入った。
日本勢は、シニアPGA選手権チャンピオンの井戸木鴻樹が通算1オーバーで単独13位に入り、友利勝良が通算6オーバー26位タイ。奥田靖己が通算9オーバー40位タイ、倉本昌弘が通算15オーバー61位タイですでに大会を終えている。