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国内男子

手嶋、7年ぶりVへ単独首位浮上! 小田が1差で追走

2014年6月7日(土)午後5:45

 国内男子ツアーの今季公式戦初戦 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は7日、兵庫県のゴールデンバレーゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位に1打差の3位タイでスタートした手嶋多一が3つスコアを伸ばして、通算8アンダーで単独トップに躍り出た。

 初日から好位置をキープする手嶋はこの日、出だしの1番をボギーとし、いきなりつまずくも3番、4番の連続バーディで持ち直すと、7番でもバーディを奪取。1アンダーで折り返した後半はさらに3つのバーディ(1ボギー)を奪って3アンダー69。通算8アンダーまでスコアを伸ばして、単独トップで最終日を迎えることとなった。前週は首位タイで決勝ラウンドを迎えながら9位タイに終わった手嶋。今週こそ2007年カシオワールドオープン以来となる7年ぶりのツアー通算7勝目をつかみたい。

 その手嶋を1打差で追走するのは小田孔明と李京勲(韓)の2人だ。小田は7バーディ、2ボギーのチャージを見せ、この日のベストスコアタイとなる5アンダー67をマーク。李も4アンダー68の好スコアで回り2位タイと絶好のポジションにつけた。

 その他上位陣は、前週の「?全英への道?ミズノオープン」で第143回 全英オープン(現地時間7月17?20日/英ロイヤル・リバプールGC)の出場権を手にした前日のトーナメントリーダー金亨泰(韓)が通算6アンダー単独4位。現在賞金ランク首位の宮里優作は4バーディ、3ボギーの1アンダー71で回り、通算3アンダーとし前日の9位タイから単独5位に浮上した。

 一方、2010、12年に続く大会3勝目を狙う谷口徹は3位タイの好位置からスタートしたが、4オーバー76を叩いて通算1アンダー8位タイに後退。前日首位タイの大田和桂介は10オーバー82の大乱調で通算4オーバー37位タイに、2009年大会王者でホストプロの池田勇太は3オーバー75のラウンドで通算5オーバーまでスコアを落とし、岩田寛らと並ぶ46位タイに順位を下げた。

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