プレーだけでなく、コース外でもその姿勢や態度が尊敬に値する者へ与えられる、ペイン・スチュワート・アワードをスティーブ・ストリッカー（米）が受賞した。

　メジャー3勝を含む米男子ツアー通算11勝を誇り、1999年に飛行機事故でこの世を去った故・ペイン・スチュワート氏を偲んで創設されたこの賞は、選手にとって何よりも名誉なもの。それだけにストリッカーは「この賞は米ツアーで戦う選手たちにとって、本当に意味のあるもの。本当にうれしい」と感激。今後の精進を誓った。

　45歳のストリッカーの米ツアー通算12勝のうち9勝は、40歳を過ぎてからのもの。その裏に大きな努力が隠されていることは言うまでもなく、今回の受賞は誰もが納得するものだった。