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国内男子

石川遼、初日68位タイ出遅れ… 単独首位はチョ・ミンギュ

2011年10月13日(木)午後6:17

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 国内男子ツアーの今季公式戦第3戦、日本オープンゴルフ選手権競技が13日、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部を舞台に開幕。“ゴルファー日本一”決定戦で今季初Vを狙う石川遼は1バーディ、5ボギーの4オーバー75とスコアを崩し、68位タイと大きく出遅れた。単独首位に立ったのは4アンダー67をマークしたチョ・ミンギュ(韓)、2打差の2位タイには前週優勝の久保谷健一、現在賞金ランキング首位を走るベ・サンムン(韓)ら7人がつけた。

 前週最終日を首位タイで迎えながら今季初優勝を逃した石川遼。今大会の練習ラウンド後は「いい調整ができている」と語っていたが、この日は難コースに苦しんだ。出だし1番をボギーとすると、4番でバーディを奪い返したものの、直後の5番で再びをボギーを叩く。そのまま1オーバーで折り返した後半も挽回はならず、11番をボギーとすると、上がり3ホールでも2つスコアを落として4オーバー75でホールアウトした。

 前日には「1日4、5ボギーは仕方ないと思ってやっていきたい。ボギーが多くてもパープレーがノルマ」と話していた石川だが、初日はかなり厳しい結果に。残り3日間我慢のゴルフを続けながら上位進出を狙って行きたい。

 その石川と同組で回ったディフェンディング・チャンピオンの金庚泰(韓)は、前半を1オーバーで回ると、後半は2バーディ、2ボギーのイーブンパーでプレーして1オーバー72。昨季に続いてアジアアマチュア選手権で優勝し、いち早く来季のマスターズ出場権を獲得している松山英樹(東北福祉大2年)も2バーディ、3ボギーの内容で1オーバー72でラウンドして25位タイにつけている。昨季大会で3位タイに食い込んで手にしたローアマの称号を今年も獲得できるか、2日目以降に注目が集まる。

 実力者がなかなかスコアを伸ばせない中、この日単独トップに躍り出たのは、今季関西オープンゴルフ選手権でツアー初優勝を飾ったチョ・ミンギュ。前半を4バーディ、ノーボギーの完璧な内容で回ると、後半こそ2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、4アンダー67とした。

 その他上位陣は、首位と3打差の9位タイに藤田寛之、諸藤将次ら5人がつけ、さらに1打差の14位タイに岩田寛、松村道央、シニアで活躍する倉本昌弘ら11人が続く混戦模様となっている。

 このほか、池田勇太は2オーバー73の41位タイという結果。今年の日本アマチュアゴルフ選手権競技で優勝した櫻井勝之(明治大学2年)は5オーバー76の78位タイと、苦しい初日となった。

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