タイガーがR.マキロイに新ニックネームを献上
2012年9月23日(日)午前11:07
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タイガー・ウッズ(米)がローリー・マキロイ(北アイルランド)に、『脅迫者』という物騒なニックネームをつけた。
これはかつて世界ランキング1位に君臨したゴルフ界のカリスマ、グレッグ・ノーマン(豪)がウェブサイトで「今やタイガーはマキロイに脅迫を受けているようなもの。かつてタイガーをたじろがせたプレーヤーはいただろうか? 答えは否。すでにタイガーは自らの時代が去ったことを悟っている。こういうこと(世代交代)は15年サイクルで起きるものなのだ」と語ったのを受け、タイガーが彼一流のジョークで切り返したもの。
「ゴルフはアメフトではないのだから肉弾戦にはならない。体をぶつけて攻撃されることもない。自分との戦いだから誰かに脅迫されるというのは当たらない」と苦笑いのタイガー。だがノーマンがそういうならと、マキロイに「脅迫者」というニックネームを献上したというわけだ。
「どうやって僕がタイガー・ウッズみたいなプレーヤーに驚異を与えるっていうの?」とマキロイ本人は困惑。「ツアーで70勝以上(74勝)を挙げてメジャーで14回勝っているゴルフ界一のビッグな人を、ツアーで何勝かしかしてない23歳が脅すなんて出来るわけがない。ノーマンがどうしてそんなことを言っているのかわからない」と、若き世界No.1は謙虚なコメントを残している。
ちなみにここ12ラウンドでタイガーとマキロイは4回同組で対戦しているが、うち3ラウンドでタイガーのスコアがマキロイを上回っている。しかし最終成績はマキロイの方が上だった。
とはいえ話題になることがビッグである証拠。『脅迫者』と呼ばれたマキロイも立派なビッグネームの仲間入りだ。