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国内男子

小林が『62』の猛チャージで逆転V! 石川は36位タイ

2012年9月23日(日)午後6:19

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 国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは23日、兵庫県の東広野ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位と6打差の15位タイからスタートした小林正則が自己ベストスコアの『62』をマークして通算17アンダーとし、逆転でツアー通算2勝目を手にした。

 初日に大きく出遅れた小林だったが、2日目に7つスコアを伸ばして挽回し前日にさらに順位を上げて15位タイまで浮上。好調をキープして迎えた最終日は、前半から一気にギアを上げた。出だし直後の2番、3番で連続バーディを奪うと、5番、6番、8番と快調にバーディを重ねる。さらに9番パー5でイーグル奪取に成功し前半だけで7つスコアを伸ばすと、後半も11番でこそこの日唯一のボギーを叩いたが、3つのバーディを奪って9アンダー62でホールアウト。通算17アンダーまでスコアを伸ばし、昨年ツアー初優勝を飾ったとおとうみ浜松オープン以来となる勝利をつかんだ。

 その小林に1打差の単独2位に、この日4アンダー67で回ったベテランの小田孔明。さらに2打差の単独3位に、前日のトーナメントリーダー上平栄道が入った。上平はツアー初Vをかけ単独トップで最終日を迎えたが、3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばすことができず、悲願の初優勝を逃した。

 その他上位陣は、通算13アンダー4位タイに近藤共弘、ジュビック・パグンサン(フィリピン)、シーブ・カプール(インド)の3人。通算12アンダー7位タイにルーキーの川村昌弘、谷原秀人ら4人が入った。決勝ラウンドを単独首位で迎えた現在賞金ランキングトップの藤田寛之は通算10アンダー13位タイ、初日単独首位発進の池田勇太は、片山晋呉らと並び通算6アンダー26位タイに終わった。

 また、この日24位タイからスタートした石川遼は、序盤の3番でダブルボギーを叩いて失速すると、その後3バーディ、4ボギーとさらにスコアを崩して3オーバー74。すし石垣、金亨成(韓)らと並び通算3アンダー36位タイで4日間の競技を終えている。

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