帝王ジャック・ニクラウス（米）が、米大統領候補のミット・ロムニー氏の応援に乗り出した。

　現在、米国は大統領選挙真っ只中。民主党の指名候補であるバラク・オバマ現大統領と、共和党の指名候補であるロムニー氏が各地で火花を散らしている。そんな中、現地時間26日に、ロムニー氏がオハイオ州を訪問。地元の名士でもあるニクラウスが同氏とともに壇上に立ち、応援演説を行った。

　ウェスタービル高校で行われたこの日の演説会で、ロムニー氏と壇上で並んだニクラウス。ロムニー氏はニクラウスを「20世紀のもっとも偉大なアスリート」と呼んで応援に対して感謝の意を示した。

　オハイオ州出身で現在もここを本拠地とするニクラウスだけにその影響力は大きく、ニクラウスを引っ張り出したことはロムニー氏の地盤固めに多大な効果をもたらしたに違いない。

　なお大統領選は、11月6日に一般有権者による投票を経て12月17日に大統領選挙人による投票が行われ、2013年1月6日に開票されて次の米国を率いる人物が正式に決定する。